<Instagramのアルゴリズム7つの要素>
Instagramのタイムラインは、独自のアルゴリズムによって、ユーザーにとって関心度や関連性が高いと判断される投稿が優先的に表示される。
Instagramのアルゴリズムについて詳細は公表されていないが、以下の7つの要素がアルゴリズムに関わっている可能性が高い。
より多くのユーザーに投稿を届けるには、これらの要素を意識した運用が重要である。
1.エンゲージメント
投稿がどれだけいいね!やコメントを集めているか。

2.関連性
フォロワーにとって興味のあるジャンルであるかどうか。

3.関係性
フォロワーとコミュニケーション(コメントやいいね!など)の頻度が高い関係であるかどうか、Facebook上でも同様かどうか。

4.適時性
より最近の投稿であるかどうか。

5.プロフィール検索
プロフィールページを頻繁に見るかどうか。

6.ダイレクトメッセージ(DM)
DMを送ったり、送られたりしたアカウントであるかどうか。

7.消費時間
他の投稿と比較して、その投稿を見ている時間が長いかどうか。


<Instagram広告>
自社や商品に興味を持ってくれそうなユーザーの目に留まり、アカウントの存在を認識してもらうために役立つのがInstagram広告
Instagram広告は、以下の5種類が配信可能。
広告からのリンク先は、商品やサービスのサイトやキャンペーンサイトなどを設定するのが一般的だが、Instagramアカウントのプロフィールページへと誘導することで、フォロワー獲得にも活用できる
1.写真広告
タイムライン上で投稿と投稿の間に表示される広告。
画像は、正方形または長方形の画像で表示される。
複数枚の画像を表示したりスライドショーにして表示することも可能。
遷移先として、webサイトなどへのリンクを設定できる。

2.動画広告
タイムライン上で投稿と投稿の間に表示される広告。
最長60秒の動画を表示でき、webサイトなどへのリンクを設定可能。

3.カルーセル広告
タイムライン上で投稿と投稿の間に表示される広告。
1つの広告に2~10件の画像または動画を表示でき、それぞれにwebサイトなどへのリンクを設定可能。

4.ストーリー広告
ストーリーズの間に表示される広告。
画像や動画を縦長のフルスクリーンで表示でき、webサイトなどへのリンクを設定可能。

5.ダイナミック広告
広告主のwebサイトやモバイルアプリで商品を見た人に関連商品を宣伝できる広告。
webサイトやモバイルアプリでサイトの商品や興味がある商品を紹介し、アクションを促す。


<いいね!&フォローキャンペーン>
広告以外にフォロワーを増やす方法として、キャンペーンの実施がある。
Instagramでは、ハッシュタグを付けて写真を投稿することでプレゼントに応募できるキャンペーンが多数実施されている。
その際に自社のアカウントをフォローすることを応募条件に加えれば、フォロワー獲得に繋がる。
更に、キャンペーンに参加したユーザーに自社の新商品や自社の資産商品をプレゼントをすると宣伝にもなる。
参加者にもメリットがあり、フォロワー数を大きく伸ばすことができる。
このキャンペーン情報を広告配信することで、参加人数の増加が期待できる。


<効果的なハッシュタグの選定>
ユーザーのタイムラインには、フォローしているアカウントの投稿と共に、フォローしているハッシュタグを付けられた投稿が表示される。
フォローしているハッシュタグの種類により投稿数は異なるが、1つのアカウントの投稿数に比べて1つのハッシュタグの投稿数は当然多い。
また、自分が興味を持ってフォローしているハッシュタグであれば、関心を引く投稿の割合も多くなると考えられる。
関連するハッシュタグの中から、より自社の商品やサービスに関心を持つ人にリーチできるものを選定して投稿に付けることで、フォロワー獲得が見込める。


<ショッピング機能>
ショッピング機能は、タイムラインに表示された投稿から、直接商品購入できる機能である。
従来、ユーザーはタイムラインで気になる商品を見つけても、実際に購入するためにはその商品を購入できるECサイトを検索してアクセスしたり、実店舗に足を運んだりする必要があった。
しかし、ショッピング機能の導入により、タイムラインの閲覧からシームレスに商品を購入できる。
ユーザーにとっても利便性が高いため、関心のあるジャンルのブランドなどをフォローしようと考えるユーザーは、今後増えていく可能性が高い。
物販系の企業アカウントであれば、ショッピング機能の導入もフォロワー獲得のカギとなる。